金沢情報 番外編 10月28日

能登の中島に演劇場があるのをご存じと思いますが、管理者はまたまた音楽堂のボランティアグループのアレンジで仲代達矢の芝居を観る機会を得ました。能登演劇場は無名塾の拠点となっていることはご存知かと思いますが、そのおかげで滅多に見られない芝居を見ることができました。

仲代さんは80歳を超えているとのことですが、まだまだ脂ぎった芝居でした。その際に買った本の一文が印象的です。

「役者には極めるべきふたつの峰があるとわたしは考えていた。まず40~50代ではくりょくを不可欠とする作品群のピークを極める。枯れた芸、侘び寂びの境地を目指すにしても、ひとつ極めておかなければならない。」(『未完』)

仲代さんはすでに侘び寂びの境地にあると思えるのだが、とてもそうは見えない脂ぎったものを感じてしまた。それは、仲代さんのせいななのか、見ているふほうが枯れすぎたからのなのか、考えてしまいました。

いずれにしても、金沢にいるとこんなイヴェントにも比較的容易にアクセスが可能です。

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